みなさん、こんにちは。1-StopJapanです☺
3月に入りようやく寒さも緩み、少しずつ春を感じます。
今年の冬は本当に寒かったですよね。週末も出かけず家で映画を見ることが多かった気がします^^;
さて、今日は映画の字幕に関するお話です。
みなさんも映画の好きなセリフ、心に残っているセリフが一つくらいはあるのではないでしょうか。
映画の字幕はセリフの直訳ではありません。
1秒4文字程度、
長くても2行までと長さが決められています。
限られた文字数で、ストーリーの流れを崩さずに、登場人物の心情をどのように表現するか。
いかに日本人に分かりやすく表現するか。そこがプロの腕の見せ所です。
プロの翻訳者が生み出した映画の名訳をいくつかご紹介したいと思います。
『カサブランカ』(1942)
Here's looking at you, kid.
直訳:君を見つめることに乾杯するよ、お嬢さん
字幕:君の瞳に乾杯
『風と共に去りぬ』(1939)
After all, tomorrow is another day.
直訳:結局、明日は別の日なのだから
字幕:明日は明日の風が吹く
『ベイマックス』(2014)
I am satisfied with my care.
直訳:ケアに満足したよ
字幕:ベイマックス、もう大丈夫だよ
『タイタニック』(1997)
I'm king of the world!
直訳:私は世界の王だ!
字幕:世界は俺のものだ!
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)
Think old Captain Jack’s washed out, ay? I’ve not had a wash in years.
直訳:あいつら、かつてのジャック・スパロウ船長は色あせたと思ってるのか?長年風呂には入ってないのにな
字幕:俺の栄光も泥まみれ 風呂に入ってないし
『マイ・インターン』(2015)
Just make it happen.
直訳:ただ実現させよう
字幕:行動あるのみ
『サヨナラの代わりに』(2014)
Don’t lose my number, ok?
直訳:私の番号無くさないでよ。
字幕:それまで待ってて
いかがでしたでしょうか。
やはり直訳では分かりにくいものも、プロの翻訳者によって生み出された字幕のほうが
印象に残ったり、心に響くものが多いと思います。
翻訳者のセンスが感じられます✨
映画を見る際には、字幕で見て名訳を見つけるのも面白いかもしれませんね。
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