以前、世界共通で使われていることわざをご紹介しましたが、 世界には私たちの知らないその国独自のことわざもたくさんあります。
それを日本語に翻訳してみると意味不明な面白いものになることも。 しかし意味を知ると、「あぁ、なるほどな」と共感できるものがあったり、「そういう視点もあるんだな」と感心したり、なかなか面白いんです。
今日はそんな世界のことわざを紹介しているエラ・フランシス・サンダースさんの著書『誰も知らない世界のことわざ』の中から、世界の不思議なことわざや言い回しをご紹介します。
「エビサンドにのってすべっていく」(スウェーデン語)
エビサンド…!?全く意味が想像できません(笑)
これは 裕福な人に対し、皮肉る意味を含んだことわざです。これまでの人生を楽しく快適に過ごしていて、苦労をしてこなかった人に言うそうです。
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「私の頭にアイロンをかけないで」(アルメニア語)
イライラさせないで!という意味です。 誰かが、イライラするような質問をやめないときや、あなたの気持ちを逆なでしようとしているときに、冗談っぽく使います。
「泳ぎながら水を飲む」(インドネシア語)
これは「同時にたくさんのことができる」という意味です。
「ロバにスポンジケーキ」(ポルトガル語)
「そのものの価値や本来の扱い方をわかってない人、それを得るに値しない人に何かを与えることの無意味さ」を表したことわざ。
日本語では「豚に真珠」や「猫に小判」と同じ意味です。 ロバとスポンジケーキ…日本人なら絶対に出さない例えですが、なんだかのほほんとした雰囲気が可愛いです。
「郵便配達員の靴下のように飲み込まれる。」(コロンビア・スペイン語)
これを聞いてどんな意味を想像されるでしょうか!? このことわざ、なんと「あなたのことを猛烈に愛している」という意味だといいます。
郵便配達員の靴下は、毎日たくさんの距離を歩くので、靴の中でもたつき、爪先にくしゃくしゃになってブーツの中に飲み込まれる、その様子から転じて、〈猛烈に愛している〉という意味になる、とのことです。なんだか全然ピンと来ないですが…おもしろい(笑)
今回は5つご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。☺
ことわざひとつひとつに登場する登場人物やモノ、言い回しにその国の国柄が色濃く表れている気がします。 そこからその国の情景が浮かんできたり、知らなかったその国の文化について学べたりするので面白いです。 本の中では日本のことわざも紹介されています。そのことわざがこちら。
「サルも木から落ちる」
「猫をかぶる」
私たちにはお馴染みのことわざですが、文字通り読んでみると面白い言葉です。 私が外国のことわざを見て笑ってしまったように、海外の人は日本のことわざを見てふふっと笑っているかもしれませんね。
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