中国人観光客の増加に伴い、日本のお店では中国語のメニューや看板を目にすることが多くなりました。日本語が分からない中国人にとってうれしいサービスではありますが、誤訳もたびたび指摘されています。
そんな誤訳は、「日本にとんでもない誤訳がある」とネット上で話題になることもしばしば。どんな誤訳が街に出回っているのか少しご紹介していきます。
「静ちゃん、見てください」
これは上野動物園のパンダ館前にある看板。日本語で「お静かにご覧ください。」そして、その下には外国人観光客のために英語と中国語に翻訳した文章が書かれていました。その中国語が「静静請看」と書かれていました。この中国語では「静ちゃん、見て下さい」という訳になってしまい、この絶妙な誤訳がネット上で多くの反響を呼びました。ちなみに、今は修正されたようです。
飲食店のメニュー、「ホルモン炒め」
誤訳「把激素焼掉」⇒「ホルモンを焼き払え」
しかも「把激」は確かにホルモンですが、このホルモンは食材のホルモンではなく体内の器官が分泌する方のホルモンだそうです。
「いらっしゃいませ!おいしい海鮮食べられます」
誤訳「歡迎光臨!能吃好吃的海鮮!」⇒「いらっしゃいませ!食べてもだいじょうぶ、おいしい海鮮」
「能吃(食べられる)」とあるせいで、「日本は食べられない海鮮も売っているのか!?」と中国人をもビビらせる一文。
「店内でお召し上がりいただけます。先にお会計をお済ませください」
誤訳「能在店内用餐、請先弄完会計」⇒「店内でお召し上がりいただけます。先に会計係を処理してください」
日本語の支払いを済ませる意味で使う「会計」は中国語では一般的に「結帳」や「買単」といった単語が使われます。中国語で「会計」は企業の会計係などを指します。
「新しい店員(クルー)を募集中」
誤訳「新的船員大学招募」⇒「新しい船乗りを募集」
マクドナルドが「クルー」を募集したつもりが、「船乗り」を募ることに。「クルー」は、中国語で正しくは「服務員」と表記します。
「この先の段差に注意してください 」
誤訳「請注意前辺的等級差別」⇒「この先の格差に注意してください 」
段差を格差と誤訳してしまったため、全然意味が変わってしまっています。
こうした中国語の誤訳は日中のネットで話題になっており、思わず笑ってしまうような絶妙な誤訳も多いです。しかし、本来であれば観光客の助けるための翻訳が、逆に困惑を招いたり嫌な気分にさせてしまうことも少なくありません。意味は通じるけれど表現が不適切なものもあり、店の印象や日本の印象までにも悪影響を与える可能性もあります。
中国にプロモーションしている日本企業の多くは広告文やサイトの中国語が不適切のため、成果向上につながらず問題になっている状況にあるといいます。
つまり、企業や商品のアピールポイントなど、言いたいことや伝えたいことがうまく伝わっていないという問題です。
具体的には、
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・ 中国語では使われない表現が用いられている
・ 自動翻訳ツールを使ったような変な文章になっている
・ 中国人が自然だと思う表現ができていない
・ 原文と意味が異なっている
・ 誤字や脱字がある
こういった誤訳や、表現の不自然さは自動翻訳機による翻訳で発生したものとは限りません。
日本語ができる中国人や中国語ができる日本人が翻訳を行った場合にもこういった誤訳は十分に起こりうるのです。
しっかりと「伝わる翻訳」が必要な場合には、品質管理がしっかりしている信頼できる翻訳会社に依頼することをおすすめします。
1-StopJapanの中国語翻訳
弊社では3段階の翻訳プロセスを取り入れ品質管理を徹底しております。
第1段階:翻訳(関連分野の専門翻訳者が翻訳)
第2段階:校正(翻訳担当した翻訳者とは別の翻訳者が原文と翻訳文を比べ合わせながら校正)
第3段階:QA(文法・誤字脱字、数字の間違い等の最終チェック)
この品質管理により高品質の翻訳のみを、みなさまにご提供しております。
また、1-StopJapanは世界で専門性と品質を認められた1-StopAsiaの日本支社です。世界6ヶ所(日本・アメリカ・中国・韓国・ブルガリア・タイ)に拠点を置いており、中国支社には軽々豊富なネイティブ翻訳者が多数勤務しています。現地に住むネイティブですのでもちろん、リアルタイムの文化的背景、自然な表現、ローカライズを取り入れた「伝わる翻訳」が可能です。
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